○放射線部のご紹介

放射線科では常に安定した機器環境のもと、安心して安全な検査を受けて頂けるように、被曝低減・機器管理に努めております。
当院にはデジタル一般撮影装置(CR2台)をはじめ、最新鋭16列スライスマルチスライスCT・MRI装置(1.5テスラ)・デジタルマンモグラフィー(乳房専用撮影装置)・
X線TV撮影装置など、急性期医療に対応可能な機器を備え、24時間担当技師が待機しております。
また、健診推進事業部との連携により「人間ドック」・「脳ドック」や、最近注目されている「乳がん検診」などを行い、上記の最新機器により質の高い検査を提供しております。
更に、地域の医療機関との連携強化により、CT・MRI等、多くの検査依頼もいただいております。
患者さまにおきましては、大きな装置を目の前にされ、慣れない検査を受けられる事や放射線の影響など、色々な不安がある事かと思います。小さな事でも結構ですので、お気軽にお尋ねください。良い検査を行う為には患者さま自身のご理解・ご協力が必要です。担当技師は、常に患者さまと一緒に検査に臨むように心掛けております。
(技師長 中村精一)
○業務紹介

放射線科では、これまで撮影した画像をCR処理した後フィルム化し、画像の読影を行ってきましたが、2008年4月にPACS(画像配送システム)によりモニター画面に映った画像を見て、医師が診断を行うことができるようになりました。
撮影された画像がデータとして保存されるので、撮影後すぐに診察室で画像を見ることができます。
(注:機械によっては画像処理分時間がかかります。)
●フィルム画像診断(旧)
撮影→CR処理→フィルムプリント(約2分)→フィルムを診察室へ運ぶ→画像を見る
●モニター画像診断(新)
撮影→CR処理→サーバーから画像データを送信→画像を見る
※現像時間、フィルムの運搬がないため、撮影後に医師がすぐに画像を見ることができます。
診察室にある大きなモニターに画像が映し出されます。
●インターネット回線による遠隔画像診断が可能になりました。
インターネット(VPN)を利用することにより放射線科専門医によるモニター遠隔読影診断が可能になりました。
今まで2週間程度かかっていた読影結果を迅速(2日程度)に結果を得ることが出来る様になりました。
●X線撮影装置
骨や体の内部を透視画像として撮影します。
例として、胸部レントゲン、腹部レントゲン、手や足などほぼ体全域の撮影が可能です。
○スタッフ

●放射線技師・・・6名
●助 手・・・1名
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